O-MU-TSU WORLD EXPOのサイドイベントの一つとして、「スカイおむつプロジェクト」を実施しました。

世界では、介助を必要とする方も外出先でおむつ交換ができるよう、大型の交換台や介護用リフトなどを備えた「Changing Places Toilets(CPT)」の整備が進められています。

外出先でおむつを交換するにはユニバーサルシートなどが必要ですが、介護用リフトがなければ、車いすから交換台へ移ることが難しい方もいます。

私自身もCPTの存在を知るまでは、トイレに介護用リフトを必要とする方がいることに気づいていませんでした。しかし、設備を必要としている方は実際に存在し、その必要性が社会に十分知られていないという課題があります。

2025年4月に開催された「バリアフリー展2025」では、仮設のおむつ交換所に介護用リフトを設置しました。実際にリフトを利用してくださった方の声を聞き、外出先で安心しておむつ交換ができる環境を社会に広げていく必要性を、あらためて確認しました。

2025年6月19日から30日まで、大阪・関西万博における世界の玄関口の一つである関西国際空港に、介護用リフトとベッドを期間限定で設置しました。設置場所はトイレの中ではありませんが、介助を必要とする方のおむつ交換に利用できる環境を整えました。

2025年6月24日に大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」で開催したO-MU-TSU WORLD EXPOでは、会場内の多目的室に介護用リフトとベッドを用意しました。世界と関西国際空港、そして、大阪・関西万博の会場をつなぎ、介助を必要とする方の移動や社会参加を設備面から支える取り組みとなりました。

おむつそのものだけでなく、おむつを使用する方の外出や社会参加、その先の暮らしまで考えていくことが「スカイおむつプロジェクト」の目的です。

今回の取り組みを一つの実践例として、介護用リフトや大型の交換台を利用できる場所が、社会の中にさらに広がることを願っています。

スカイおむつプロジェクト
https://wel-fashion.jp/sky-op